5月4日
ホテルの朝食をやや食べ過ぎた状態で熊谷をスタート。
まずは秩父鉄道で行田市に向かいます。

秩父鉄道と「のだめカンタービレ」のコラボ
スタンプラリーでクリアファイルが貰えるみたいですね。

行田市駅に到着。のぼりも「のぼうの城」押しです。
しばらく歩いてまずは公園へ。


忍城から離れていて、どうみても池ですが外堀とか……凄い!

ゼリーフライの店
B級グルメとして有名ですが、朝早いこともありまだ開いてませんでした。

浮き城の径(みち)と呼ばれる遊歩道を通り忍城へ。

御三階櫓
櫓ですが、実質的な天守閣として機能したそうです。

あずま橋と東門

鐘楼

行田市郷土博物館は開館前なので、まずは周囲を散策します。

忍城櫓の石垣
明治6年の廃城で解体されるまで実際に使用されていた石垣の一部です。
こんなところに無造作に置いて大丈夫なのかなと……。

伝進修館表門
藩校の表門だったと伝えられています。
現存する行田市唯一の武家屋敷表門。

おそらく忍城一番の注目点である本丸土塁。
忍城に残る数少ない遺構ですね。

本丸土塁のそばにひっそりと佇む「塞神」
災いが入り込むのを防いでくれる神様で、行田市内ではよく見られるそうです。
道祖神と同じ?近い存在?ですね。


ぐるりと一周して再度郷土博物館へ。
いつの間にか開館待ちの行列ができていました。

縄張り図を見ていると浮城の名の通り、沼に浮かぶ城と呼ぶにふさわしいですね。
これは水攻めしても無駄だと思います。

忍城といえば「のぼうの城」でも甲斐姫が有名ですが、活躍は創作の可能性が高いです。
しかし小田原城落城まで城を守りきったのは地形的に有利だからで片付けるのは間違いですよね。

……としみじみ思ったところで次の目的地・寄居へ。

駅から歩いて荒川までやって来ました。

川に沿って鉢形城跡が見えています。

地形模型
荒川と深沢川に挟まれており、天然の要害ですね。
戦国時代には北条氏康の四男・氏邦が守り、北関東の拠点として重要な役割を果たしていました。
では早速見ていきましょう。

笹曲輪

石垣





伝御殿曲輪~本丸跡まで


そしてスタンプを貰うために歴史館へ向かいます。

鉢形城歴史館に到着。

日本100名城スタンプゲット。
職員の方が達成された100名城のスタンプ帳が展示されていました。
館内展示も展示物は少ないですが、資料などはしっかりと見所がありました。

縄張りのあちこちで土塁等を見ることができ、当時の広さを改めて実感できました。
鉢形城は広大で、曲輪や土塁が見事に整備されていますね。時間があればもう少しじっくり見たいところでした。
縄張り好きの人にはたまらないのでは?
観光客もほとんどいなくて、のどかな雰囲気でした。
そして東京に戻り、翌日のドリパ東京にそなえゆっくり休むのでした。
ということで関東の100名城巡りは埼玉を中心に3城達成。
北関東がまだ残っているのが怖いですが、ひとつずつ集めていきたいところです。